日常グルーヴ

毎日を軽やかに過ごすための雑記ブログ

新築一戸建てのアドバイス

土地を見つけて家を建てるまでの苦労話を先日まで延々と続けてきた。

我が家は家を建てて早3年が経過。

あの頃の大変な記憶はそろそろ忘却の彼方に追いやられそうだが、ここからは、これから家を新築する方へのちょとした、ささやかなアドバイスなどを綴っていくことにする。

 

我が家は建設会社が取得した土地に、その会社が建築する条件での土地購入に至ったわけであるが、完成していない建売なので、間取りの設計ではけっこう自由がきいたのはラッキーだった。

会社が用意した出来合いの間取りはあるにはあったのだが、どうしても譲れない箇所の一つにキッチンの形状があった。

うちはL字タイプのキッチン間取りであったのだが、これを対面式に変更してもらった。

前の賃貸マンションのキッチンは独立した形状だったので、孤独にご飯を作っていたものだが、対面式にすればリビングのTVはバッチリ観られる。これでつまらん皿洗いも少しは機嫌よくできるというものだ。それが理由の全てと云うわけではないが、けっこう対面式には昔から憧れがあったのだ。

 

1階はLDKとトイレ、風呂とまとめて、2階は寝室をけっこう広くとった。8畳くらい。ベッドを二つ置いても余裕がある。

引き戸でつなげて隣の5.3畳はPCや机や本棚などを置いた書斎。

後は4.5畳の私の部屋(女は持ち物が多いですから)

3階は7畳くらいある天井の低い屋根裏部屋、といっても部屋として使えるくらいきちんとした造りだ。普通の階段で登るし。

全室フローリングの床である。

畳の部屋も好きだが、使い勝手を考えるとやはり洋室になってしまう。

 

施工会社の設計担当の方とは何度も会って設計変更をお願いした。

うちは面倒な客だったと思う。

 

そこで、建ててみて気づいたことや後悔したことを挙げてみる。

 

1.好みの外観を見つける

まずはどんなスタイルの家にしたいかが決まっていると、おのずと色々なことが決めやすいだろう。特に家の外観にそのスタイルが現れる。

うちは外観の壁が汚れてもわかりにくいカラーのサイディングにしたが、シンプル過ぎてけっこう早まったかな~と少し後悔。

ご近所さんのシックなペンション風(?)の外観がなかなかステキでいつも眺めてしまう。

 

2.モデルルームのインテリアは参考にならない

今までモダン系だったけど、カントリー風にしたい!なんて無理だろう。

手持ちの家具を総とっかえできなければ、最初からスタイルは決まってしまうものである。

うちは棚やテレビ台やチェストやテーブル等のデザインから、シンプルモダン系のインテリアだ。それにはまあ不満はあまり無い。ゆえに、それに見合った外観にしたのは必然だろう。

 

 

3.壁のアクセントクロスはよくよく考えよう

LDKの壁は迷わず白系が良い。

なによりも明るく見えるし、広さも感じられる。

しかし、カラーコーディネーターの方との打ち合わせでは、リビングダイニングでは一箇所の壁紙を違ったカラーにするとアクセントになってオシャレとアドバイスをいただいた。なるほどと思って、コントラストを考えて一つの壁だけをグレーにしてみた。確かにアクセントができてモダンでオシャレだ。

 

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しかし、そこを濃い色にしたせいで、部屋の中が多少暗くなったこともいなめない。そこのところは好みが分かれるのかもしれないが、いまだにこの選択が良かったのかどうかわからないでいる。

明るいリビングにしたいなら同じ白系の壁にしておくほうがいい。

アクセント信仰のせいで、トイレの天井も床(ビニールクロス)も濃いグレーにしてしまった。ダウンライトではないので全体が暗くなった。これは大失敗。トイレはつくづく明るい方がいいと思う。2階のトイレの壁は全て白いし、ダウンライトでとても明るい。1階よりも狭いが、気分が落ち着くのはこちらだ。

 

4.明るいダウンライトが一番

出来ることならダウンライトを使えるところには全て使ったほうが良い。

うちはLDKはダウンライトと、リビングにはファン付きの6電球の照明も付けた。

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1階のトイレは仕様ではダウンライトは別料金になるので、壁掛け型照明にしたのだが、前述の通り、壁紙のせいで明るさが足りない・・・

2階のトイレはダウンライトでとても明るい。

玄関の外の照明もダウンライトが明るくて良い。近所のちょっと洒落た家々の玄関は、扉の前には一切何も置かず、夜はダウンライトの明かりだけだ。それがなかなかクールで真似したいくらいだ。うちはダウンライトではなく、少しこだわった壁掛けランプ型照明。夜はそれだけの明かりでは暗い・・・デザインは好きだし悪くはないんだけどね~

とにかくダウンライトはできる限り使ったほうが良かったというのが正直な感想だ。

そして玄関ホール。ここはダウンライトだが、W数を低くしてある。なぜならホールに作ったニッチ(照明付き)を目立たせるためにあえて抑え気味にしたわけなのだが、これがまた失敗だった。ニッチの照明を点けるのは、せいぜい来客の時だけだからだ。立てたばかりの頃ならいざ知らず、現在では来客なんて滅多にないのにニッチの為にメインのホールの明かりを弱くしてどうするのだ?靴など玄関収納の見やすさなどを考えると、本当に玄関は明るくするべきだったとつくづく思う。(電球を明るいものに変更できるならするべきだ)

 

5.浴室のカラーに濃い色はNG

バスタブや洗い場などの色を選ぶため、実際にショールームへ足を運んだ。

ゴージャスに見えるかもと、黒やブラウン系ではどうかとスタッフに尋ねてみたところ、絶対にホワイト系統にした方が良いとの回答。

なぜなら石鹸カスの問題で、黒系統はそれが目立ってしまうからだそうだ。掃除をしていないのが一目瞭然!おそろしい・・・

このアドバイスは非常に役に立った。

うちはバスタブはマロンクリーム色で、洗い場はアイボリーカラー。やはり石鹸カス付くものだが目立たない。逆に、ピンク湯垢は目立つので、そこはきちんと掃除を。でも絶対に石鹸カスの方が落ちにくいから床もバスタブも白系にして良かった。

浴室の壁まで白系だとあまりにもつまらないので、一番シャレて見えた木目調のブラウンにしたが、やはり白い石鹸カスや水滴の跡は目立つ。掃除あるのみだ。

 

 

6.階段は手すりにつかまらずに上れるか

建売の見学では、階段の急さや狭さのせいで手すりにつかまって2階に上ったことが何度かあった。

某住宅メーカー主催の工場見学に遠足気分で参加したが、そこで見た階段がユニバーサル階段というもの。一段が低いので上りやすくできているのだ。2階へは段数が増えるものの、上りやすいこちらにして正解だった。

 

 

7.床の色の失敗 

玄関からLDKまでの床は仕様の床材が決まっていて、3色から選ぶようになっていたが、大好きなチェリー色が無かったので、1階の床材は特別にオーダーした。

夫が、寝室は落ち着いて寝られる場所にしたいというので、2階の寝室の床はかなり暗いダークブラウンになった。光の反射でどうも安っぽい感じになった。材質が良くないんだろう。つまり、床板に木目印刷が施されているわけ。だから削れると板の白が出る。

逆に私の部屋はナチュラル系の色でこちらの方が違和感の無いスッキリした印象だ。

うちの建売であてがわれている床材は一枚が幅広のものなのだ。そのせいで安っぽく感じるのだろうか?別オーダーにしたLDKの床材はその2分の1の幅で、いわゆる従来型というもの。

洗面所やトイレの床はビニールクロスだ。水を使う場ではそうなってしまう。汚れが落ちにくいから本当はイヤなのだが・・・

洗面所の床は白系。やはり明るくてこちらにして正解。

なんだかんだ、長い目で見れば明るいに越したことは無いのである。

 

8.窓をどの程度つけるか

うちの夫は窓というか、換気が大好きでどの部屋の壁にも窓がついている。

でも窓はほどほどにしておいた方がよかったとつくづく思う。

壁にしてたら置けたり飾れたものが全て却下になってしまったから。

もし収納家具を置くことを考えているなら、設計の段階で窓より壁を選択しよう。

 

9.コンセントは使いやすい高さで

自由に設計させてもらったが、コンセント位置なども自分達で決めなければならないのはけっこう大変だった。完成した家に住んでみて、部屋のどこにあれば一番使いやすいかをいろいろ想像しなければならない。

オススメ第1として、コンセントは壁の下よりも上に取り付けると使いやすい。

年をとるとしゃがむこともけっこう大変になるだろうし、面倒くさいから腰だけ曲げようとするだろう。すると腰への負担が必ず出てくると思われるのだ。

コンセントの抜き差しは主に掃除の時だ。うちのはコードがある掃除機なので、3つの部屋をいっぺんに掃除機をかけようとすると最低1~2回は抜き差しする。コードレス掃除機を使う家ならあまり問題はないかもしれないが。

他にベッドサイドのテーブルの上方にコンセントを付けたのも便利だ。

寝る前のスマホの充電やベッドサイド照明や、電気式アロマの為に使っている。

いろいろと考えてコンセント位置を決めても、使われないコンセントも出てくることが悩ましい。まあそれはそれで仕方がない。

 

 

10.掃き出し窓のカーテン

 

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庭側の掃き出し窓のカーテンは、天井から付ける事にした。

窓に合わせた位置よりも断然高さが感じられて良い。

カーテンボックスを付けてもらったり、丈の長いカーテンのオーダーで高くついたが、これはやって大正解だった。

カーテンは窓と窓の間の柱を中央にしてあるが、これはお店でのアドバイスだ。大きな一枚窓のように感じられる。

 

 

11.玄関ポーチのタイル

白にしてしまったが、やはり汚れが目立つ。

入居始めの来客の頃は、メラミンスポンジで汚れを落としたりしていたが、今では新築ではないのでデキッキブラシで擦るくらい。

汚れが気になるのなら白系はやめておいたほうがいいだろう。

 

12.ベランダの設計

奥行きがあればあるほどいいのだが、うちはあまり奥行きが取れなかった。

外に洗濯物を干すと、風が吹けば煽られて手すりや窓に触れてしまい汚れてしまう。

工夫次第でどうにかなるとは思うが、奥行きのあるベランダなら、今流行りのベランピングもできる。

デザイン性からなのか、ベランダになんの庇(ひさし)も付けていない家を見かけるが、これはオススメできない。庇が無ければ雨が直撃である。なんの防御ももできないし、窓も雨が降り始めからびしょぬれである。デザインよりも実用を重視しよう。

 

 

13.ペットを飼う注意

新築一戸建てに入居したら「ペットを飼うんだ!」というのは普通によくある話だろう。私もマンションで飼えなかったから、一戸建てに越したら犬を飼うのが目的だった。

入居して2ヶ月目に生後2ヶ月の子犬を迎えた。

子犬は新しい家だろうが構わず壁の出っ張りを噛む!乳歯が疼くのかとにかく噛む!

上のカーテン画像の柱の下部は犬にガリガリ齧られて木肌剥き出しになり、補強のプラスチックを被せてある(泣)

成犬になるとやらなくなるが、うちは犬可愛さでやられ放題なのであった。

つまり、新築の家にペットを迎えるのはそれなりの覚悟がいるわけで、初めてペットを飼う人は、1年くらい経ってから飼うといいかも。新築を汚されるショックはかなり大きいのでね。

実は我が家には、その7ヵ月後には、もう1匹子犬が増えたことも付け加えておこう。

 

 

 

以上が自分が家を建てて気付いた成功と失敗である。

始めからやり直せたらどんなにいいか・・・

よく「家は3回建てないと満足のいくものにはならない」というようなことを聞くが、「ホントにソレ!」という感じだ。

ではなるべく満足の家を建てられるよう、成功を祈る!