日常グルーヴ

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家探し、土地探しを始めたあの頃・・・その5 ライフプランに翻弄される

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ファイナンシャルプランナーに相談する

夫婦二人で一戸建てを建てることで、家の規模もなんとなく見えてきた。

今の自分たちでどのくらいの予算で家を建てられるのかプロに相談しようと思い、
保険でお世話になっているファイナンシャルプランナー(以下FP)に面会の予約をとった。
本当は有料なところ、現在のうちの保険運用の報告も兼ねて無料でライフプランを
作成してくれるとのことだった。

ここでいうライフプランというのは、現在から将来にかけての家計状況を予測した生活の シミュレーションをグラフや表にしたものだ。
自分たちの収入に、毎月の光熱費や食費、通信費に趣味や衣服におおよそいくら使ってい るかを書き出していくのだが、我が家は家計簿類は付けていないので、データはけっこう 適当であったかもしれない。


FPの人はどんどんPCに打ち込んで、出た結果が・・・

土地と家の価格は、自分達で予定していた価格よりも3分の2くらいに抑えたものにするべきだ というものであった。愕然。
これにはけっこう夫が落ち込んだ。
土地と家でそこまで抑えたら、どんな場所を選べばいいのか。
初めのほうで、都内で家庭菜園のできる庭のある一戸建てを考えていたことが急に虚しくなってしまった。

それからはFPのアドバイスに従った範囲で土地探しを始めることにした。
都内でならやはり不人気の土地ぐらいしかヒットしない。ため息ばかりだ。

 

イメージいまいちの土地

そんな中、埼玉県で一つの土地を見つけた。
都心にも近い某市。通勤もなかなか便利。ただし地域イメージはあまり良くない。
都内しか眼中になかった夫も、その時ばかりは場所を見てみようと動いた。


車の往来の頻繁な、バス通り沿いの土地だった。
ここは建築条件付きの土地だ。

建築条件付きの土地とは、その土地をお得な価格で買える代わりに、決められた業者で決められた期間内で建てなけ ればならない条件付きというものだ。

つまり不動産会社が購入した土地を、決められた建築会社で建てるというものである。

その土地は二つ並んで、一方は既に建築が終わっており、モデルハウス代わりに中を見学できるというので内見した。
小さな子供のいる家族のようで、奥さんの趣味なのか可愛らしいデザインがそこかしこに見られた。
家全体の印象はまあまあ良かった。

ただ、リビングは2階だが窓を閉めても車の音はけっこう聞こえてくる。

案内してくれた男性社員は、家の施工は某大手ハウスメーカーの家も手がける工務店が請け負うからと説明してくる。
とりあえず、不動産会社へ話を聴きに行くことにした。
社長が直々に説明をしてくれたが、土地と建物でかなり安く見積もりをたて、大まかな設計図を描いてくれた。

すでに家探しに疲れていた私はここに決めてもいいと思っていた。
庭は無いが駅まで歩いて15分くらいだし、買い物にも便利な立地だ。
バス停は近く交通の便は良いが、やはり車の騒音がネック。
その時に住んでいたマンションがやはり道路沿いで車の騒音にうんざりしていたというのに、それも些細な問題と思えていた私。そのくらい家探しを早く決着してしまいたかったのである。
社長は「7割希望通りなら決めるべきだ。10割理想の家は無い」と云う。
背中を押された気持ちだった。
帰宅の車の中で、私は夫を説得しようとした。
都内ではないし、庭は無いし、でも金額は理想的・・・夫はどっちつかずの様子。
ちょうどその頃がお盆の時期で、返事はお盆明けにすることになった。

社長は、お盆明けにこの土地を見たいという客と会うことになっていると言うが、本当かわからない。返事をせかすテクニックだったのかもしれない。


義父母にはその土地のことはまだ話さずにいたのだが、義母がアドバイスなのか、こんなことを言ってきた。
「住む土地は人から持たれるイメージも大事だから」
埼玉のあの土地のことを言われたのかとドキッとした。


その後、もう一度その土地を見に行ってみた。
やはり車の騒音が気になる・・・

お盆明けまでもう日が無い。

 


掘り出し物の土地が見つかった!?

お盆直前の8月、ネットで土地を検索していたら世田谷にとても安い土地を見つけた。
世田谷って本当?

あーなるほど、ここも建築条件付きの土地だ。
早速売り出している不動産に電話をかけて確認してみることにしたが、お盆休みに入っているらしく繋がらなかった。
お盆明けには埼玉の土地の返答もしなければならないので、迷いと焦りでイライラがつのる。

 

そんな時、もう一度ライフプランをFPに見てもらおうと、今度は別の住宅展示場に向かった私達。
住宅展示場には、無料でライフプランを作ってくれるFPがいる場合が多いのだ。
驚いたことにそのFPによると、私達の計画通りの金額で家が建てられると太鼓判を押してきた。予定よりもっと金額アップでもOKとも。
FPによってこうも違う結果になるのはなんなのだ?
しかし、人間は自分に都合の良い方を信じたいもの。

私達は喜びと安堵に浸った。
そうなったら無理に、騒音の土地に住むことはないということになるだろう。
埼玉の土地は丁寧に断りの電話を入れたのであった。

 

つづく

 

 

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