日常グルーヴ

毎日を軽やかに過ごすための雑記ブログ

家探し、土地探しを始めたあの頃・・・その1

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家を買う・・・!

これは「人生で一番高い買い物」とはよく言われることだろうし、事実ウン千万円、果ては億単位のものになることもある。

 現在持ち家一戸建てを手に入れた私達夫婦だが、そこに行き着くまでの苦労が笑えない・・・てくらい自分にとっては大変だったので、忘れる前にここに書き留めて供養することにした。


住んでいた夫の会社の借り上げマンションが、退出期限まで一年半を切っていたことを知らされたのは3年前の夏だ。
7割会社持ちで、夫婦だけで3LDKの部屋を駐車場込みで安~く何年も住まわせてもらえたことにはもう感謝感謝に尽きる。

23区内の某区に住んでいた私達夫婦であるが、最寄の駅まで徒歩10分で、その10分圏内にスーパーが大小5店もあるというなかなか恵まれた場所だった。大きな公園もあったし、都心まではJRで楽々~♪

実は実家暮らしの頃は最寄駅までバス(10分)で、ずいぶん面倒な思いをしていた。
自転車でも充分駅まで行ける距離なのに、今考えても不思議なのだが、当時は自転車を使って駅まで行くことに抵抗があった。多分仕事帰りが夜になった場合危ないかな~と思ったのだろう。ヘタレめ。
そういえば雨の朝、バス停に並んでいてトラックの跳ね上げる泥交じりの雨水を頭から被って、汚れたまま出勤した武勇伝もある。(でも半泣き・・・)

バスを使って駅まで行き、電車で無事に目的地まで着くということは、電車の時間云々よりもバス様が時間通りにいらっしゃるかどうかにかかっている。(バスの本数が多い地域は除く)

なんて面倒な!バスってどんだけエライのよ!と毒づいても無駄なのである。そういう場所に住んでいるのが悪い。ここでくれぐれも「自転車使えよ!」とは言わないように。
そして結婚して徒歩10分に最寄り駅がある場所に移り住んだ私は、その恩恵に感激して小躍りし(ウソです)、ありがたくって毎日駅の方角に手を合わせたものである(おばあちゃんか!)


ただ、その駅はひたすら地味だった・・・
ホームと券売機と自販機以外なーんにも無い。
快速の停まらない駅なせいか、駅前はコンビニやファストフードとクリーニング屋くらいしかない。

ケーキ屋も無い(ここ重要)!花屋も無い!本屋も無い!息苦しいほど狭いカフェはあったが、駅から出たらスーパー寄って家に帰るしかないという、仕事帰りになんの楽しみも見出せない駅なのであった。
あ、ちょっと訂正、本屋はあった。小さ過ぎる規模で自分の記憶から抹消されていた。


友達が隣町に住んでいて、そこは快速が停まる駅だ。ゆえに駅周辺も発展している。
彼女の家に遊びに行くとする。その道すがらにある私好みのカフェやベーカリー、雑貨屋や、散歩で歩きたいきれいな遊歩道etc・・・嗚呼~嫉妬の炎がメラメラと・・・
それくらい駅というものは生活する上で、精神衛生上も重要な役割を果たすものなのである。


超が付くほど地味な駅が最寄・・・という場所に10年以上住んでいたので、当然次に住む場所は駅まで歩いて10分、長くて15分でカフェとか大きな本屋とか映画館とか、ステキな雑貨屋とかあるところがいいな!と心に秘めていた私。

 

そしていよいよ家探しが始まった3年前の7月のある土曜日。
一番最初に見に行った物件は折込に入ってきた新築の建売だった。同じ駅から徒歩8分の建売。

狭い・隣家と近い・庭が無い!と却下。

同日、同じ駅から徒歩3分の新築マンションがショールームを宣伝していたので行ってみた。リビングの天井に変な梁があって圧迫感がある・売れ残り気味の部屋だから窓からの眺めも良くない・でいて値段が高い!と却下!

その後同じ駅から徒歩10分の中古の建売。吹き抜けリビングでステキだけど夏は暑く冬は寒いこと請けあい!前の持ち主の趣味部屋が変!蚊が多い立地で却下!却下!却下!!
全て全滅物件であったが、初めから自宅周辺で探してしまう私達・・・めっちゃその町愛してんじゃん!と指摘されても反論できない。
結局なんだかんだ文句を並べても、10年以上暮らした土地ですもの愛着は確実に生まれていたのである。「住めば都」とはよく言ったものだ。

でもこれで、やっとこの町を出ることに決心がついた私たちなのであった。

 

 

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